--/--/--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2009/11/13.Fri

正倉院展

今回はとても豪華な出陳ということでなんとしても!とギリギリ最終日(12日)に行ってきました。
最終日は天皇陛下の御即位二十年記念ということで、なんと無料にh001
知らなかったので入口でびっくりしましたが美智子皇后陛下の大ファンのワタクシ。
心の中で「恩恵にあずかり喜んでいる一国民です~ありがとうございます~っ」と叫んでました♪
両陛下にはいつまでもお健やかにお過ごしいただきたいと願っております。

会場には最後に特別展として美智子皇后陛下がお育てになられた蚕「小石丸」の
展示とその繭よりとった絹糸で織られた復元模造品宝物も展示されていたので
私にとっては二度美味しい展示でした。

小石丸は日本の在来品種で瓢箪みたいな形の現在の繭より小ぶりなかわいらしい姿。
糸の細さも普通の繭は2.8~3.1デニール(絹糸の太さの単位)大体平均3デニールですが
小石丸はその約3分の2程の細さしかなく平均2デニールといわれています。
現在の繭は改良を重ねられて長さも多くなり、操糸しやすくされていますが
小石丸はその点とても操糸しにくく改良品に押され、現在ではとても稀少な繭となりました。
糸の光沢はあまりない小石丸は織られた生地も現在のシルクをイメージすると
もの足りない感もあるけれど、素材感とすれば糸の太細があって
なんとも味わいのある生地でした。

今回の正倉院展でどうしても見たかったのが「平螺鈿背円鏡」
赤い琥珀や貝、トルコ石で花紋をあしらった鏡でとても美しいものでした。
本当に充実していてすばらしく溜息ばっかり出てしまいました。
細工がこれでもかと凝っていて、最高のものを創作するという意気込みを感じます。
どれも美しさ・技術の高さは言うまでもなく。。。
現在でもこれだけのものはなかなか出来ないのではと思うし
これらを創作した職人さんは、もちろん苦労はとんでもなくあったでしょうが
創作を終えた後、これだけの美しいものを創り出したという充実感はどれ程だったのかと
思わずにはいられません。
その他話題の琵琶も私の大好きなモチーフの花喰い鳥が豪華にあしらわれ
楽器のあらゆる部分にも細かく仕事がなされ、どこを見ても大変勉強になりました。
もう本当に胸いっぱいどころかお腹もいっぱいになってしまいました。

染織品はやはりかなり劣化が激しかったですが
当時に薄い透けた織物を織る技術や、デザイン・配色の豊さがあり驚きました。
しかも糸もちゃんと双糸の状態のもので組紐をしたりというのにも。。。

先人が苦労を重ね今があるのだけれど、追いつくどころかあまりに遠いなあ。。。と汗2
先細り著しい染織だけど失ってから取り戻すにはなかなか厳しいものがあります・・・
なんとか次の世代へバトンタッチして行けないものか。。。と考えさせられた一日でもありました涙

にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
日々のできごと | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示
« 織り図 | HOME | 睡魔 »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。